国枝春恵 Harue KUNIEDA
東京生まれ。4歳より桐朋学園「子供のための音楽教室」において、ピアノとソルフェージュを習い始める。東京都立芸術高等学校ピアノ科より東京藝術大学作曲科に進む。
1983年 東京藝術大学大学院作曲専攻修了。作曲を池内友次郎、野田暉行、宍戸睦郎、オリヴァー・ナッセン各氏に師事。ピアノを、有賀和子,鷹取淑子各氏に師事。
1982年 第33回ヴィオッティ国際音楽コンクール作曲部門特別賞。
1986年 給費研修生としてタングルウッド夏期講習に参加、その際、レナード・バーンスタイン、武満徹等各氏に作品が認められる。
作品は、ISCM-ACL香港、フィリピン、オーストラリア、イスラエル、タングルウッド現代音楽祭、ISCM「世界の音楽の日々」ルクセンブルク、スウェーデン、北京大会 等で演奏されている。
1996年 熊本大学教育学部音楽科教育教員として赴任、27年間にわたり熊本の音楽教育の礎を築く、豊かな人材の育成に携わって来た。
2003年 文化庁特別派遣在外研修員。
2005年 N響Music Tomorrow 委嘱作品≪地上の平和≫が世界初演され、同作品は2009年ISCM-WNMDスウェーデン大会において再演された。
2010年 スロヴェニアのアンサンブルMD7委嘱作品≪レシテーションIII≫がUNICUM音楽祭で初演され好評を博した。
2018年 ≪弦楽器,打楽器、尺八のための音楽~花をIII≫ ISCM-WNMD北京大会、5月26日クロージング・コンサートで再演された。
現在、熊本大学大学院名誉教授、日本現代音楽協会、21世紀音楽の会会員
【ホームページ】 www.haruekunieda.com